てんかんによる交通事故を起こさないために

てんかん持ちの妊婦はビタミンKの摂取が大切

てんかんの症状を改善するためには抗てんかん薬を用いますが、抗てんかん薬の多くは催奇形性があります。
そうした情報があるために、中にはてんかん持ちの人は子供を産んではならないと思い込んでいる人もいます。
抗てんかん薬を用いると奇形の発生率が2倍や3倍になるという話や、用いている抗てんかん薬の種類が多いほど奇形が生まれる率が上がるという話もあります。
しかし、子供を産んではならないなんて事は無く、計画的に妊娠すれば抗てんかん薬を服用していない人とほとんど変わらない状態にする事も不可能では無いです。
それではどのような事を妊婦は気をつければ良いのかを簡単に説明します。
まず、葉酸は子供の奇形の可能性を減らす事が知られていて、健康な妊婦でも妊娠前や初期には積極的に葉酸を取る事が進められていますが、薬を服用している場合は葉酸が低下するためにより積極的に摂取すると良いです。
また、薬を服用していると新生児に出血傾向があると言われていますが、出産の一月前からビタミンKを摂取する事で新生児出血の予防となります。
ビタミンKは健康な人ならば普通に食事をしているだけで十分なのですが、薬を服用する事によって新生児の出血傾向があり、ビタミンKが不足すると出血傾向が現れます。
服用している薬によっては妊婦がビタミンKを摂取するのは必須となります。
てんかん持ちで薬を服用している場合には、健康な人よりも気をつけなければならない事は多いですが、出産してはならないなんて事は無いです。
ただ、妊娠するつもりであれば、事前に十分に医師に相談をして計画を立てる必要があります。
摂取する薬の種類や量の調整などが必要であり、自己判断はトラブルの元となるために必ず医師の指示に従ってください。