てんかんによる交通事故を起こさないために

てんかん患者による交通事故の例

てんかん患者による交通事故は時として大惨事となります。
例えば2012年にはてんかん患者である運転手を含む8人が死亡し11人が重軽傷を負った事故がありました。
運転途中に急に意識を失うような発作が起こり、減速することなく突っ走った結果次々と人をはねてしまったのです。社会問題にまで発展するような事故したが運転していた本人が死亡してしまったため不起訴となったのです。
実はこのてんかん持ちの運転手は事故の起こる10年ほど前にバイクで事故を起こしたことがあり、この時の脳挫傷が原因でてんかん体質になってしまいました。
仕事途中で起こった事故であるという事、そして事故を起こした男性の雇用先がてんかん持ちでないかどうかの確認を怠った事から雇用先の社長が賠償責任を問われる事態になったのです。
これを受けててんかんを持っている人間がその症状を隠して運転をすることについて問題視されるようになりました。
また法律も改正され、癲癇の持病を持っているのにも関わらずそれを隠して運転し他人を死に至らしめた場合には重罪判決が出るようになったのです。
この事件を受けててんかん持ちの人に対する偏見も生まれてしまいましたが多くのてんかんは薬により治療すれば発作が抑えられますし、そもそも車の運転を控えれば他の人を巻き込む事は有りません。
実はこの事故の一年前にも癲癇持ち人が起こした事故があり、こちらでは6名もの人が亡くなっています。
しかもこちらの場合は病気についての申告もなければ薬の服用も怠っており、さらに前日に夜更かしをしたという最悪の状態でもあります。
さらに過去に何度も事故を起こしていながらも同じ過ちをしてしまったことから世間からの批判も多い事件となりました。